強い地盤で「安心」をつくる
私たちが担っている地盤調査・地盤改良工事とは、建設において最も重要な基礎となる部分です。この仕事があってこそ人々の暮らしを守ることができる、そういった責任感を持って取り組んでおります。安全性はもちろん、鍛錬した技術による高品質な施工で、社会の安心な未来を創造する企業を目指します。
地盤改良工事とは
地盤改良工事は、建築物の傾きや沈下を防ぐための重要な工事です。
地盤によっては経年により徐々に脆くなっていくため、その影響は建物の傾きなどに現れます。
最悪の場合、地震や水害などをはじめとした自然災害が起こると、地盤が崩れて建物が流されてしまう恐れがあります。
しかし、そのような事態を起こさないようにするために行われるのが地盤改良工事です。建設前に地中の状態を調査して、必要に応じてさまざまな対策を施すことで、後に建つ建築物が沈下したり傾いたりしないようにするのです。
地盤改良工事は、人々が社会で安全に暮らすためには欠かせない工事です。
柱状改良工事とは
柱状改良工事とは、軟弱な地盤にセメント系の固化剤を注入しながら掘削して、良好地盤の深さまで地中にコンクリートの柱を建てる工法です。
改良をしたい土地にこの工程を複数回おこなうことで、柱状のコンクリートが建物の重みを支えるため、地盤の上に建てる建物が安定します。
小口径鋼管杭工法とは
小口径鋼管杭工法とは、軟弱層が厚く通常の混合処理が難しい場合に行います。
小口径鋼管を支持層まで打設し、支持杭として利用します。
杭を回転し貫入させるので、振動や騒音が少ないのが特徴です。小口径鋼管杭工法は、8メートルを超える軟弱地盤が続く場合や、他の混合処理工法では強度を出しにくい土質の場合などに採用されます。
地盤条件の制約が少ないため、土質を選びません。
山留め工事の工法
地質も現場によってさまざまで、粘り気が強い粘度のような土の場合もあれば、崩れやすい砂状の土質の現場もあります。砂のよう崩れやすい地質であれば山留めも特に強固なものを選ぶ必要があるため、地質条件は最重要だと言えます。当社では、アイランド工法・鋼管矢板工法・水平切梁工法など様々な施工が可能です。
地盤沈下修正工事(アンダーピーニング)
沈下修正工事は、地盤が沈下してしまった建物の傾きをなくし水平に戻す工事です。地盤沈下・不同沈下がおこる原因として、【地下水の過剰揚水】【軟弱地盤での増築】【地震】などがあります。 一度沈下が発生してしまうと元の高さまで戻ることはなく、建物の破壊や建物周辺に埋設してあるガス管や水道管などの破損の原因となります。また、建物の水平が保てなくなると、吐き気や頭痛など体調不良の原因となることがあります。